雪女と蟹を食うの漫画全巻をまとめ買いなら電子書籍がおすすめ!最安値はいくら?

雪女と蟹を食う
出典:講談社

マンガ『雪女と蟹を食う』の単行本を全巻まとめて読むには、どうすれば一番安くなるかについて紹介します 。

2019年から講談社にて連載された、サスペンスラブストーリー漫画『雪女と蟹を食う』。

2022年7月より重岡大毅(ジャニーズWEST)主演でテレビドラマ化され、注目を集めた人気作品です。

そこでこの記事では、『雪女と蟹を食う』を全巻まとめて読むにはどのサービスを利用すれば一番お得なのかについて調べました。

管理人

結論から言いますと、マンガ『雪女と蟹を食う』の全巻を一番安くまとめ買いできるのはebookjapanでした!

以下に詳しく説明していきますので、ぜひ参考にしてください♪

出典:ebookjapan

目次

漫画「雪女と蟹を食う」全巻まとめ買いの最安値はいくら?電子書籍がおすすめ

漫画「雪女と蟹を食う」紙の単行本をまとめ買いする値段はいくら?

まずは、マンガ『雪女と蟹を食う』を従来の紙の単行本全巻まとめ買いすると、いくら必要かを調べてみました。

ちなみに『雪女と蟹を食う』は全9巻で、従来通り本屋で新品購入する場合、定価は6,534円(税込)になります。

利用サービス全巻まとめ買い価格(税込み)
Amazon6,534円(新品)
ヨドバシカメラ6,534円(新品)/ ポイント3%還元
アニメイト6,534円(新品)/ ポイント6%還元
漫画全巻
ドットコム
6,534円(新品)/ ポイント5%還元
楽天6,534円(新品)/ ポイント還元はSPUにより変動
メルカリ1,600円~3,520円(中古)
ブックオフ在庫なし(中古)

上記のように、『雪女と蟹を食う』の紙の単行本を全巻まとめ買いするには、だいたい1,600円(中古)~6,534円(新品)ほど必要であることが判明しました。

中古は安くなっていますので、日焼け使用感が気にならない方でしたら、メルカリ等での入手も検討されることをオススメします。

ですが、安い中古の全巻セットは正直なところすぐに売り切れてしまい、次の入荷を待つのはかなり大変なのも事実です。また、紙の単行本はかさばってしまうのが難点でもあります。

漫画「雪女と蟹を食う」を全巻まとめ買いするなら電子書籍がおすすめ

ところが電子書籍だと、もともとが紙の単行本よりも安く価格設定されているケースが多く、それに加えて「初回登録キャンペーン」や「割引クーポン配付」などの割引制度が利用出来るため、最終的な値段がかなり変わってくるのです。

‥‥とはいえ、電子書籍をまだ使ったことのない人には、少し抵抗があるかもしれません。ですが、実は電子書籍の方が、紙の単行本を本屋で購入するよりも、他にもかなりメリットがあるのです!

紙の単行本よりも安いことが多い
キャンペーン・クーポン等利用できる
無料試し読みも出来る本が多い
・スマホにダウンロードしてどこへでも持ち運べる
・単行本の保管場所も必要ない
・在庫切れがなくいつでも買える
・本屋に無い昔のマンガも買うことが出来る
「買い切り(購入)・レンタル・読み放題」と、読み方が選べる

上記のようなポイントは、まさに電子書籍ならではのメリットと言えるでしょう。

紙の本を本屋で定価より安く購入することは難しいですし、電子書籍サイトのアプリでなら「ダウンロード」が可能なケースがほとんどなので、Wifi環境下でスマホにマンガを入れておけば、出先でオフラインで気軽に楽しむことも出来、何よりかさばらず重くもありません。

マンガを全巻まとめ買いなど複数購入する場合は、絶対に電子書籍の方がお得&使い勝手が良いのです♪

漫画「雪女と蟹を食う」は電子書籍でレンタル・読み放題対象?

次に、マンガ『雪女と蟹を食う』の電子書籍全巻を買い切りではなく、レンタル・読み放題で読むことは出来ないか調べてみました。

電子マンガを読む方法としては、大きく分けて「買い切り(購入)・レンタル・読み放題」の3つのスタイルがあります。レンタル(期間限定)や、読み放題(別の作品もたくさん読める)はお得ではありますが、残念ながら「自分の読みたい本が対象外」ということも多いので注意が必要です。

そこで、電子書籍のレンタルで有名なRenta!や、読み放題システムのあるAmazonKindle・コミックシーモアなどで、マンガ『雪女と蟹を食う』を全巻まとめ読みできるかを調べました。

レンタルサービスレンタル対象か?
Renta!購入のみ
読み放題サービス読み放題対象か?
Amazon Kindle Unlimited購入のみ
コミックシーモア購入のみ
BOOK☆WALKER購入のみ
ブック放題取り扱い無し

上記の通り、残念ながらマンガ『雪女と蟹を食う』の全巻をレンタル・読み放題で読むことはできないという結果になりました。

全巻読むなら、”電子書籍を購入(買い切り)”することになります。

漫画「雪女と蟹を食う」全巻を一番安くまとめ買いできる電子書籍サイトを厳選比較

では、たくさんある電子書籍サイトの中で、マンガ『雪女と蟹を食う』を一番安くまとめ買いできるのはどのサイトなのでしょうか?

【登録無料・利用者が多い・知名度が高い・運営会社がしっかりしている】といった、安心して使える電子書籍サイトを数社ピックアップし、各社のオススメポイントと共に比較してみました。

スクロールできます
商品オススメ度お得ポイント会員登録品揃え  ジャンル  読み方
ebookjapanロゴ

”6回まで70%OFFクーポン
(1回最大500円 x 6回)

無料100万冊以上コミック・ライト
ノベル
買い切り
コミックシーモアロゴ

最大20000ポイント還元
(月額メニュー登録)
1冊70%OFFクーポン

無料136万冊以上コミック・ライト
ノベル・小説・
実用書・雑誌他
買い切り
レンタル
読み放題
BookLive!ロゴ

1冊70%OFFクーポン配付

無料100万冊以上コミック・ライト
ノベル・小説・
ビジネス・雑誌他
買い切り
Amebaマンガロゴ

マンガどれでも
100冊まで50%即時還元クーポン

無料120万冊以上コミック買い切り
DMMブックスロゴ

70%割引クーポン配付
(上限500円)

無料98万冊以上コミック・文芸・
ライトノベル・
ビジネス・写真集他
買い切り
まんが王国ロゴ

毎日最大50%ポイント還元

無料11万作品以上コミック買い切り
U-NEXTロゴ

110誌以上の雑誌が読み放題
動画も観れる
(初回600円分無料サービス付き)

月額2,189円
(1200円分ポイントバック)
68万冊以上コミック・ライト
ノベル・小説・
ビジネス・雑誌他
買い切り

比較してみた結果、マンガ『雪女と蟹を食う』を全巻まとめ買いするなら6回まで70%OFFクーポンを使って最大3000円引き」できるebookjapanが一番お得であることが分かりました♪

ebookjapanなら「雪女と蟹を食う」が3,000円分お得に読める

出典:ebookjapan
ebookjapanのここがオススメ!
  • 70%OFFクーポン(6回まで・1回最大500円)最大3000円引き
  • PayPayの還元が最大20%(ソフトバンク・ワイモバイル利用者は最大25%)
  • キャンペーンクーポンが非常に豊富

ebookjapanは、ヤフー株式会社グループの(株)イーブックイニシアティブジャパンが運営する、電子書籍サービスの中でもかなり大手のサイトになります。

配信作品のラインナップが非常に充実していて、マンガだけでなく、ハーレクイン小説・ライトノベル・実用書・文芸書・ビジネス書などの書籍も取り扱っています。

無料登録すると今なら、初回から使える「70%OFFクーポン(6回まで、1回割引最大500円)」がもらえます。このクーポンを最大限利用すると「500×6=3,000円」割り引いてまとめ買いすることも可能で、とってもお得!

出典:ebookjapan

他にも常時キャンペーンやクーポンが非常に豊富。人気の高いランキング上位の作品や実写化が決まった漫画などの特集、曜日ごとに違うキャンペーンが組まれたり、月末にはお得な特集が増えたり。クリスマス、バレンタイン、新刊配信記念などなど、いろんな切り口でクーポンが配付されています。

マンガを購入すると、その一部がPayPay残高として還元されるシステムで、その溜まった還元分は電子書籍に限ることなく、別の買い物などに使うことが出来ます。

「PayPay利用時の還元キャンペーン」が多数開催され、金・土・日に実施される”PayPayポイント還元増量キャンペーン・コミックウィークエンド”にてPayPay支払いすると、追加還元が行われて最大20%に。ソフトバンク・ワイモバイルの利用者ならなんと最大25%のPayPayポイントが還元されます!

出典:ebookjapan

常時18,000冊を超える無料マンガを楽しむこともでき、使っていてとても楽しい電子書籍サイト。インターネット関連サービスの超大手Yahoo!が関わっている、かなり信頼できるオススメの電子書籍サービスです!

管理人

「70%OFFクーポン」は1回の購入毎に最大500円まで値引き(最大6回)されます。『雪女と蟹を食う』全巻を分けて購入すれば、合計3000円引きで購入できます!

\初回登録で”70%OFFx6回”クーポンゲット/

コミックシーモアなら「雪女と蟹を食う」が月額メニューの全額還元で実質無料

出典:コミックシーモア
コミックシーモアのここがオススメ!
  • 1冊70%OFFクーポン(無料会員登録)がお得!
  • 最大20000ポイント還元(月額メニュー登録)で漫画の購入が実質無料!
  • 女性に人気なBL・TL・ハーレクイン作品が充実

コミックシーモアは配信作の品ぞろえが非常に充実、無料マンガの数も多く、とても使い勝手がいい電子書籍サイトです。運営がNTTグループなので、安心して使えるサイトであるとも言えます。

いまコミックシーモアで実施されている”新規登録キャンペーン”の、人気のある特典は《1冊70%OFFクーポン(無料会員登録)》《最大20000ポイント還元(月額メニュー登録)》

特にオススメなのが後者の特典。「月額メニュー登録で、登録分のポイントを後日お返し」というものですが、最大20,000ポイントまで返ってきますので、実質無料で漫画が買えると言ってもいいかもしれません。

出典:コミックシーモア

また、クーポンが頻繁に発行されてお得に電子書籍が購入できるだけでなく、買い切り以外にレンタルや読み放題プランがあり、自分にあった電子書籍の読み方が選べることも人気の理由の一つにあげられます。

コミックシーモアでは多彩なジャンルのマンガが配信されていますが、中でも特に「女性に人気なBL(ボーイズラブ)・TL(ティーンズラブ)・ハーレクイン作品」が充実しています。

また、コミックシーモアのオリジナル作品もたくさんあり、中には『この男は人生最大の過ちです』のように、実写化されたほどの人気作もあります。

コミックシーモアは「安心して」「マンガを楽しみたい」人に、とってもおすすめな電子書籍サービスです!

管理人

月額メニューに登録してポイントを購入すれば、ポイント還元で『雪女と蟹を食う』が全巻実質無料で購入できます!

\最大20000ポイント還元で実質無料/

ブックライブなら「雪女と蟹を食う」が1冊70%OFFで読める

出典:ブックライブ
ブックライブのここがオススメ!
  • 無料会員登録でもらえる「1冊70%OFF」クーポン
  • 配信されている作品数は100万冊以上と国内最大級
  • 毎日引けるクーポンガチャ」が常設
  • 使いやすい電子書籍ストアNo.1

ブックライブは、凸版印刷グループの株式会社BookLiveが運営する、日本最大級の電子書籍ストア。TVCMも非常に目にする機会が多くなった本サービスは、TSUTAYA系列会社や東芝、日本電気等による出資を受けていて地盤は盤石、安心して使えるしっかりした電子書籍サービスです!

ブックライブの一番人気なポイントは、「毎日引けるクーポンガチャ」常設されているところ。

新規会員登録時には必ず「70%OFFクーポン」が配付されます。そのあとは1日1回ガチャを回すことができ、その都度「全作品対象orジャンル別の割引クーポン」が当たるという大盤振る舞い。

割引も「10%〜50%」と最高で半額になるクーポンが当たり、外れがないので毎日引くのがとても楽しみになります。

配信されている作品数は100万冊以上と国内最大級!他サービスに比べて、配信作品が圧倒的に充実している電子書籍サービスと言えます。

購入時にもらえるポイントは「Vポイント」として配付されるので、マンガだけでなく日用品の買い物や外食などで使うことが出来、非常に使い勝手が良い!

また、過去にアンケートにて《使いやすい電子書籍ストアNo.1》に何度も選ばれたことのあるサイトでもあり、利用者にとって満足度の高いサービスでもあります。

ブックライブはマンガ好きな方にかなりオススメな電子書籍サービスです♪

管理人

新規登録特典の”1冊70%OFFクーポン”は値引き上限がありません。ブックライブでなら『雪女と蟹を食う』を、1冊70%OFFで購入することが出来ます。

\”上限なしの70%割引クーポン”配付中!/

漫画「雪女と蟹を食う」あらすじ・見どころ・感想

漫画「雪女と蟹を食う」あらすじ

その夏は凶悪なほど蝉が鳴いていた。昔は真っ青な空に入道雲を見ると、胸の底からワクワクと何かがこみ上げてきたものだったが、今はなぜだか憂鬱な気分になる一方だ―――。

男はさびれたアパートの一室で、首を吊ろうとしていた。しかし、見せつける通行人にも恵まれず、ぼーっと雲が流れるのを見ているうちに腹がへり、カップ麺を食ってゴロゴロしているうちに日は沈んでしまった。

所持金の残高は44444円。今日が死ぬタイミングかと思っていたが、全額使い切ってからでもいいのか。テレビを眺めてそんなことを考えていたが、手元の広告に”デリヘル・人妻”とあり、ほんの少しだけ興味を持った。

そのときテレビから”蟹の食レポ”番組が流れてきた。おいしそうに蟹を食べる出演者、それを見て思った。「俺は、蟹喰わないまま死ぬのか‥‥。」

そうか、これだ!人生最後の日は人妻より、北海道で蟹を食おう!

しかし、電気代も払わずここまできたので、突然自宅だけが停電になってしまった。仕方がないので次の日、図書館へ「北海道への安い行き方」をパソコン検索しにいった。

蟹を食べに行く方法を検討していると、徐々にいろんなことへの欲求が増大していくから不思議だ。そんなことを考えながら席を立つと、本棚の陰から現れた女性とぶつかってしまった。

慌てて謝りながら女性を支えたが、男の手はとっさに女性のむき出しの二の腕をつかんでいた。その柔らかさがやけに印象に残り、思わず女性を見ると、なんともドストライクの清楚系文学美女。楚々とした視線で男を見上げていた。

女性の指には大きなダイヤのついた指輪。そういえばこの近くに高級住宅地があったな‥‥金持ちの人妻か。

いいよな、女は。あれだけの美人ならいくらでも男に頼れる。旦那の機嫌さえ窺ってりゃ、何の能力もなくても飯にも住むところにも困らねぇんだろうな‥‥

そんなことを考えていらだつ男。図書館を出ると、目の前の公園では蝉が鳴きわめいている。男の横に頭上から蝉が落ちてきた。寿命を終えた、死んだ蝉。俺も、死ぬ前に、一回くらい鳴いてやろうか。

女のダイヤ、売ったら10万にはなるよな。女の後をつけると、女はとある豪邸の玄関へと向かっていた。玄関のドアを開けて入ろうとする女の背後に近寄り「あの、さっきぶつかったものですが。コレ落としましたよね?」と何も握っていない握りこぶしを突き出した。

油断した女の口を手のひらでふさぐと、そのまま二人で玄関の向こうに消えていく。あがりかまちに女を突き飛ばすと、スカートがめくれあがった。女は「許してください。お金ならいくらか‥‥おとなしく従います。身体が目的ならお相手もします、警察にも届けたりしません。なので乱暴にしないでください」と正座をして指を床についた。

固まる男。ただダイヤを奪うだけのはずだったのに、身体を差し出すって‥‥いや、いまさらこの期に及んで善人ぶってどうする、どうせ死ぬんだ。罪はあの世で愛けりゃいい。

そう心を決めると男は女に襲い掛かった―――。

漫画「雪女と蟹を食う」見どころ

死と生をめぐる”旅”の物語

主人公は痴漢冤罪ですべてを失い、自殺を考えるほど人生に絶望していた男。偶然出会った美しい人妻・雪女と共に、北海道へ「蟹を食べる旅」に出ます。旅といってももちろん観光などではなく、死を選ぼうとして自暴自棄にまでなった男が、雪女との時間を通じて少しずつ自分を取り戻していく過程が描かれます。暗く重いテーマを根底に抱えながら、旅先の風景や食事シーンはとても「ごく普通の生活」を思い出させ、その何とも言えない危うさから読者はページをめくる指を止められなくなります。

謎多きヒロイン・雪女

一方の雪女は美しくミステリアスな女性で、笑顔の裏に何か深い事情を隠しています。彼女の行動や言葉には謎が多く、読者は「なぜ彼女は旅に同行するのか」「本当の目的は何か」と推測しながら読み進めることになります。時に大胆で、時に優しく、時に冷たい彼女の魅力は、主人公だけでなく読者の心も強く引きつけます。雪女の抱える虚無と絶望が判明するのもまた、「旅」を共にしたからこその結果であると言えます。

旅がもたらす解放感と非日常

物語は「旅」を軸に進みますが、それは単なる移動ではなく、登場人物の心を映すための舞台となります。雪景色の中を進む列車や静かな港町、そして寒さの中で味わう食事——それらの非日常性は、主人公と雪女の心の距離を縮める一方で、互いの孤独や現実の虚しさをかえって思い出させもします。旅先での出会いや出来事は二人の関係を変える大切な時間ですが、「旅」であるからこそ必ず「終わり」も存在するということを、否応なしに突き付けてきます。

漫画「雪女と蟹を食う」感想

30代女性

「希死念慮を抱えた男女が北海道を旅するロードムービー的な物語」といった口コミを見て、興味を惹かれて読んでみました。これは何というか、漫画だけど小説みたいな後味が残る、不思議な作品だと感じました。押し入ってきた青年と、その被害者であるはずの人妻が、それぞれの思惑を胸に北海道まで一緒に蟹を食べに行くという、これだけ書いたら謎の旅でしかないのですが、実際はとても深くて清い時間でした。仄暗く切ない場面もありますが、最後は安堵できる結末でよかった。読後感がとても独特で、いまだに自分の中で後を引いている作品です。

30代女性

「雪女と蟹を食う」は、まるで小説を読んでいるような気分にさせられる、不思議な漫画です。犯罪者と被害者という関係から始まる二人の逃避行。儚げで諦めを背負った雪枝と、冤罪ですべてを失った北が、旅を通して少しずつ変わっていく様子は切なくも美しかったです。目的が「死」の旅なので、二人に静寂が訪れるたびに薄氷の上を歩くような不安を感じました。雪女さんの抱えるモノの情報が小出しに語られるため、気になって気になってついついすごい勢いで読んでしまいました。死ぬために動いていた二人が、互いに生きる意味を与え合う関係になれた、最後があの形でほんとによかった。

30代女性

不運な男性と不幸な女性の死への逃避行。目的は蟹ですが。でも人ってそんなアンバランスさの上に生きているんだろうなと。ずっとどこか虚無感が漂っていて、でも性が絡むところはまさに動物な感じでそれもまた良きでした。後でこの漫画の 口コミ等で「ダザイズム」というワードを見て、なるほど!と納得。ひとつの芸術作品?文学作品?として成り立っていると思います。こういう漫画は初めて読んだので、読了後感がひとことでは言い表せませんが、とても好きな作品のひとつになりました。もしタイトルとかで敬遠している人がいたら、もったいないです!ぜひ読んで欲しいと思います。

20代女性

冤罪で社会からはじき出された絶望を背負う男と、一見すれば幸せであるはずだが幸せを与えられず虚無のまま生きていた人妻の、蟹を食べる逃避行。始まりからずっと感じていたのは「なんだかとても文学的?な漫画だなぁ」という違和感。漫画を読んでるはずなのに、太宰治などの小説を読んでいるような不思議な錯覚に何度も陥りました。一度心が死んだあと、人はどう行動するか。背景は違えどどこか似た状態の二人がたどる道を追う、読みながらゾクゾクしてとても魅入られました。この漫画は文学です。

作者Gino0808
出版社 / 連載雑誌講談社 / ヤングマガジン
発行巻数全9巻(8巻+沖縄編1巻)
連載期間2019年1月28日 ~ 2021年1月2日
外部リンク漫画公式サイトWikipediaドラマ公式サイト
メディア化2022年7月 テレビドラマ化
主演:重岡大毅(ジャニーズWEST)

漫画「雪女と蟹を食う」の全巻を電子書籍で安くまとめ買いする方法まとめ

この記事では、マンガ『雪女と蟹を食う』の全巻をお得に読める電子書籍サイトについて紹介しました。

紙の単行本を新品・中古で購入するよりも、電子書籍で安く買えるサイトを探すほうが、お得であることも分かりました。

今回一押しのebookjapanは「新規登録すれば”6回まで70%OFF”で購入できる」キャンペーン実施中で、配信作品のラインナップが非常に幅広い、利用して楽しい電子書籍サイトになります!

ぜひ、参考にしてくださいね♪

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ノベル・小説・
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